ももんじ通信

ライフログ的なにか

2018-01-01から1年間の記事一覧

春風亭一之輔という男・『いちのすけのまくら』『春風亭一之輔の、いちのいちのいち』を読んで

春風亭一之輔師匠といえば、同世代の噺家さんの中では頭一つ飛び抜けた売れっ子で、落語好きなら必ず一度は聴いたことのある落語家である。 先日、落語会の開演待ちの客席で「一之輔の良さがわからん!」と豪語するおじさんを見たけれど、そんなおじさんさえ…

帆船日本丸に行ってきた

今少し前ですが、帆船日本丸に行ってきました。 抜けるような青空が気持ち良かったです。 今見ると、アホか!ってくらい写真を撮っています。とりあえず帆船そんなに興味ないけど、インスタ映えさせたろ〜〜的なノリで行ってきたのですが、実際に行ってみた…

上野・日暮里間をぶらぶらしてきた。

先日、上野に行った際に、後の用事が日暮里であった。そういえば、いつしか「上野・日暮里間は近いよ〜歩けるよ〜」と知人から聞いていたため、せっかくだから歩いてみることにした。 知らない街から知っている街へ歩いて頭の中の地図をつなげたり、人の住ん…

ズボラ番長、世にはばかる

勝間式 超ロジカル家事 作者: 勝間和代 出版社/メーカー: アチーブメント出版 発売日: 2018/01/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 勝間和代さんという方がどんな職業の方か、これまで意識していなかったのですが、『断る力』の手のひらをい…

上野の博物館に行ってきました

行きたい展覧会が終わりかけていたので、上野の博物館に行ってきました。 上野駅がものすごい人出だったのでなんだろうと思ったら、上野動物園のシャンシャン目当ての人出だったよう。 朝イチで見たときにはコーンの仕切りが人で埋め尽くされていました。写…

横浜美術館・石内都「肌理と写真」

3月2日に横浜での用事があったため溜まっていたチケットの消費がてら、みなとみらいへ。 まずは、横浜美術館で開催していた石内都さんの個展「肌理と写真」へ。会期は3/4まででした。 横浜の風景のモノクロ写真は潮の匂いが立つようで、下町の泥臭さ、都市の…

「横濱中華街旅グルメきっぷ」を使ってきた

KAATへ観劇に行く用事があり、チケットホルダーを確認したら横浜の博物館で会期終了の直前のものがいくつか出てきた。中華街にも行きたいので一日横浜へ。 渋谷駅の改札前に「横濱中華街グルメきっぷ」の文字。確認すると、東横線・みなとみらい線・中華街で…

「どこにもない落語」を読む。

らも咄 作者: 中島らも 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 1991/12 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (44件) を見る 落語の本について文章を書くにあたって、当然落語家さんの書いた本を紹介するのがスジだろうと思った。けれどもあえ…

「祭りのあと」の本格ミステリ

その可能性はすでに考えた (講談社文庫) 作者: 井上真偽 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/02/15 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る ここ最近おぞましいミステリが読みたい欲が高まっていたで、読んでみました。珍しく、購入してから読…

ぼくのかんがえた“さいきょう”のコレクション

平山夢明氏との出会いは高校生のころ、「このミステリーがすごい!」受賞の帯に惹かれて買った『独白するユニバーサル横メルカトル』であった。 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) 作者: 平山夢明 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2009/01/08 …

キューライスさんの個展に行ってきた

TOBICHI②で開催中のキューライスさんの個展に行ってきました。 個展反対!のスキウサギが、可愛い。 覗き込むネコノヒーの哀愁。 アナログでの作画のため、ツイッターなどで見ていたイラストや漫画を実際に見ることができて嬉しかったです。水彩だと本当に色…

幾千の夜を越えて

「あの夜」を乗り越えることは、できなかったのだろうか?彼をこよなく愛する彼による疑問の刺さる一冊。 悲しいことがあったとき、辛いことがあったとき、闇に押し潰されてしまいそうな、自分が小さく圧縮されていく、そんな夜が不意に訪れる。彼はそんな夜…

いのちを食べて生きるということ

先日、会期終了が近いとのことで大好きな岡本太郎先生の作品に会いに國學院大学博物館へ行ってきました。 思いがけぬ出会いはあるもので、以前渋谷PARCOのアートスペースで開催されていた展覧会で初めて出会い、一目惚れした「雷人」に再会することができま…

コンビニはわたしに、生き方を教えてくれた。

生きている上で、どんな場面でどんな振る舞いをするべきか、どんな考え方をもって生きるべきかを自分以外が決定する場面は少ない、と思う。なにを行う上でも行動を決定するのは自分で、だからこそ責任は自分にかかってくる。それが楽しくもあり辛いところだ…

オンナの中の「男の視線」

数日前から「シンデレラ体重」という言葉が話題になっている。というか、もう下火か。 耳にするようになったのはここ数日だが、20年以上前に「たかの友梨ビューティクリニック」が提唱したのがこの「身長(m)×身長(m)×20×0.9」のシンデレラ体重らしい。BM…

不便なことは美しい

週末に行きたかった展覧会の会期が終わってしまうとのことで、目黒の東京都庭園美術館で開催中の「装飾は流転する 「今」と向きあう7つの方法」に行ってきました。 旧朝香宮邸の建物を使った美術館で、建物自体が展示物。館の裏手にはその名の通り広大な庭園…

三日坊主とブログに書くほどでもないこと

三日坊主という言葉がこんなにも似合う人が自分以上にいるのかと、思う。 なんでもいいからポツリと呟けばいいのだ、と思うけども「それってツイッターじゃダメなの?」と頭の中の人が言うので「そうだね」と返事をしてそれっきり。 目下やってることと言え…