映画『シャイニング』をみましたよ
本年の目標のひとつとして、アニメやドラマ・映画の見たくてもなかなか見られていなかったものや見返したかったのになかなか見返せていなかったもの、オススメされたものを見る!というのがありました。
まずはスティーブンキング原作作品にでも手を出してみようかな〜と。キングは『ミザリー』くらいしか観たことがないのですが。
早速、気になっていた『シャイニング』に元旦からチャレンジ。ホラーと痛い系が苦手(苦手だけど好き)なのでビクビクしながら観ました。
キューブリック作品は『2001年宇宙の旅』だけ観たことのある状況。
ジャック・ニコルソンの怪演が取り沙汰されていますが、やはり強烈な存在感。顔だけでこんなになんでも表現できるおじさんがいたとは知りませんでした。
日本のアニメ作品で度々オマージュされる構造を知る上でもとても良い鑑賞になりました。それから、よく見る「あの双子」も堪能。とにかく映像が美しくてよかった〜。
個人的にはダニーちゃんがまつ毛バシバシ!!ほっぺふっくらでとても可愛かったのと、ウィンディ役のシェリー・シュヴァルの美しさに心奪われました。シェリーシュヴァルはムンクの『マドンナ』に瓜二つだなと。
シンメトリーな空間と鏡の演出で舞台となるホテルの異界感が高まっているように感じました。
個人的なお気に入りは誰もいないはずのホテルが一瞬で人でごった返す社交場に変わるシーン、ゼロから多へのスイッチにゾクゾクしました。
ここまでの期間見ていなかったらネタバレも何もないだろうと思い、調べていたら映画『シャイニング』は原作のキングからはすこぶる評判が悪いようで……。
映画のことを小説の下に位置するはかない媒体であると断言しているのが清々しい!
以上のリンクでキングが原作映画の中でのお気に入りを列挙していたので、引き続き見ていきたいと思います。
「スタンド・バイ・ミー」、「ショーシャンクの空に」、「グリーンマイル」、「ミザリー」、「黙秘」、「クジョー」だそう。