ももんじ通信

ライフログ的なにか

映画「リアル〜完全なる首長竜の日〜」を見ました

夏休み中、終日予定の無い日が何日か続いたのでずっと気になっていた映画を何本か観ました。そのうちの1本がこれ。

 

幼なじみで恋人同士の浩市(佐藤健)と淳美(綾瀬はるか)。しかし淳美は、1年前の自殺未遂以来、昏睡状態に陥っている。浩市は淳美を目覚めさせるため、 "センシング"という最新医療によって彼女の意識の中へ入っていくことに。しかし「なぜ自殺したのか」という浩市の問いに、意識の中の淳美は「首長竜の絵を探してきてほしい」と頼むばかりだった。 首長竜の絵を探しながら、何度も彼女の意識の中へ入っていき対話を続ける浩市。そんな彼の前に、見覚えのない少年の幻覚が現れるようになる…。

センシングという眠っている意識の世界を共有できる技術で、無意識の中の問題が表面に引きずり出される描写がかなり生々しく、漫画の中に描かれた死体が突然現れたり、現実か非現実かわからない人物が出てくるシーンはかなりドキリとさせられました。

まだ観られてない映画「インセプション」は似たようなモチーフなのかな。

 

インセプション (字幕版)

インセプション (字幕版)

 

この機会に一度見てみたいと思いました。あとはすごく範囲の狭い「マトリクス」のような。

 

マトリックス (字幕版)
 

 

こっちもプライムで見られるのか。すごいなプライム……。

画面がかなり暗く、人物の話す調子もかなり低いトーンなので、場面によっては綾瀬はるかの声しか聞こえないところも(綾瀬はるかの声だけはなぜかはっきり聞こえる)。

SF(すこしふしぎ)系のわけのわからなさを期待していたのですが、実際はジャパニーズホラーチックな「SFネオ呪怨」といった方が近いかなと思いました。

 

【映画化】完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

【映画化】完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)